あなたは親と過ごす時間を考えたことがありますか?
平均寿命は男性80歳、女性86歳
厚生労働省の調査によると、わが国の平均寿命は2010年で男性79.64歳、女性86.39歳と、60年余りの間に約30年延びました。
女性は26年連続世界1位、男性は香港、スイス、イスラエルに続いて世界4位の長寿です。今後も寿命は延び続け、2055年には男性83.67歳、女性90.34歳と90歳の大台に乗ると推計されています。(国立社会保障・人口問題研究所、2006年12月推計「日本の将来推計人口」)。
親と過ごせる残り日数
現在0歳の赤ちゃんが平均あと何年生きられるか。その数値が平均寿命であるのに対し、ある年齢の人が今後何年生きられるか、その期待値を数値化したものを「平均余命」といいます。
例えばあなたの父親が現在75歳とします。「簡易生命表」(2010年、厚生労働省)に照らし合わせると、その平均余命は11.58年となります。
仮に、父親に合う頻度を毎年お盆と年末年始の書く3日間、計6日間の帰省とすると、親子としての残り日数は単純計算で6日間×11.58年=69.48日となります。「お盆も正月も残り11回かもしれません。
親子の未来予測
生ある限り、親と子は同時進行で年をとります。あなたと父親、そして母親の現在の年齢を5年後、10年後、15年後と具体的に数字を書き出し、今後の親子ライフプランをイメージしてみるのも良いかもしれません。
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